
なかなかにビックリなオファーを見つけたので早速検証してみることにしました!
なんと本物芸能人である保阪尚希さんがアンバサダーを務めているという【INFINITY(インフィニティ) PROJECT】という案件が発足しました。
何故芸能人を使う案件に注目しているかというと、「変な案件やって問題になったら終わるでしょ?だから安心」という心理が働くからです。
ぶっちゃけだからこそアブナイ…。と思ってしまうのがわたしなのですが…。それでは早速インフィニティプロジェクトの概要を見ていきましょう。
目次
インフィニティプロジェクト概要
インフィニティプロジェクトは「次世代の世界経済発見/貧困格差の是正」を目的にした主要8か国のプロたちが集まって行うプロジェクトらしいです。
まずは目的のために参加者「全員」の月収を最低3倍にしてくれるとのこと!
肝心のビジネスモデルですが、どうやら「投資系」のようですね。LINEで二回ポチポチするだけで月収が三倍になるということですが一体どれくらいの期間がかかるのでしょうか。
月収といっても人それぞれ。人によってはいくら投資しなくちゃいけないんだ…。って話になってきますよね。
さらにシュミレータが記載されていたので確認してみると。
それぞれ
1万円投資の場合
2万円投資の場合
10万円投資の場合
の半年後の資産の金額がシミュレーションされていました。
コチラを見る限り、一ヶ月の間に投資額を3倍にしてくれるシステムのようですね。月収の3倍という話はどこへ消えてしまったのでしょうか。
まさか一ヶ月分そっくりそのまま投資しろなんていうんじゃないだろうか…。
しかもこれ、シュミレータなんて呼べるものではなくただの画像でした。これが一番衝撃的でしたね。シミュレーションしてませんからねこれ(笑)
インフィニティアンバサダー保阪尚希さんについて
1986年にテレビドラマ「チェッカーズ・イン・涙のリクエスト」への出演でデビュー[2]。同年、『このこ誰の子?』への出演で、注目されるようになると、1992年の映画『パ★テ★オ』では二役を演じ、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。
なんといっても注目は保阪尚希さんがインフィニティプロジェクトのアンバサダーをしているという点。いわゆる大使を務めているという点ですね。今はあまりテレビへの露出もないので若い世代の方はわからないかもしれませんが、普通に完全芸能人の方です。
起業家としても活躍しており、さまざまな健康系の商品をプロデュースしているという実績もお持ち。
いかにも信じてしまいそうな案件ですが、投資系でシステムといえば自動ツールの販売が目的でしょうか。それか芸能人を利用したコミュニティの参加費などの可能性も考えられます。
自動ツールで300%は不可能に近い
私自身も自動ツールを使って運用しているため、それ自体は否定できませんが3倍という数字。つまり投資額の300%で資金が回っていくということはまず考えられません。
うまくいった時でも20%後半~30%くらいがやっとですね。
そしてツール代金で高額の料金を取るというのもうなづけませんね。ツール代+投資額で少なくとも4,50万円の出費になると考えられます。
こちらは私が利用している自動ツールの2019年8月の進捗になりますが、よくても115%です。
300%出せる可能性は0%ではなにしろ、かなり無理な取引をしなくてはいけなくなります。投資額がいくらあっても足りませんね。
つまり、2回タップするだけで300%もの回収率を出すためにはいくらいるの?という不透明な部分が解決しない限りは参加できませんね。
ちなみに、私が利用している自動ツールでよければ、いま無料で使用していただくことが可能になっています。
ご興味がある方はご相談ください。
上記でわかり通り、自動ツールを売るだけならまだしもそのために300%の回収率を全員が実現できる
と表現するのは確実にアウトです。景品表示法の観点から見ても誇大広告に該当します。運営側ではないので責任の所在は保阪さんにはありません。
さぞかし高額の出演料をもらって大使を務めていることでしょう。
インフィニティ日本代表「五十嵐久徳」
これが各国のインフィニティプロジェクトの代表らしいです。
五十嵐さんの実績等については調べても一切出てきませんでしたが、その他の代表の方を検索していると面白いことを発見してしまいました。
映画監督とか映画作品とか本の題名とか(笑)明らかに狙ってやってるよね?って感じの結果が出てきました。
あ、もちろん投資家の情報とかは一切出てきていませんね。恐らくは架空の名前です。
7人の名前くらいオリジナルで考えていただきたいものです。信頼性はどんどん下がっていくばかり。
あと、海外で話題になっている規模の案件がの大使がなぜ日本人なのか。世界的に利用されていないLINEがなぜプラットフォームに選ばれているのか。
これ以上つつくのはやめておきますが、よくよく考えると不審な点ばかりが目立ちますね。
嘘をついて誘導する案件にろくなものはありません。
上の画像は登録したLINEの一部です。
ちなみに、世界中で取り上げられているのに経済ニュースサイトをしらみつぶしに見てみましたが、「インフィニティ(infinity)」で引っかかるプロジェクトはありませんでした。
無限の嘘で塗り固められている可能性がありますね(笑)
ビジネスモデルはブックメーカー
インフィニティプロジェクトのビジネスモデルはブックメーカー投資であることがわかりました。
このブックメーカーのシステムなのですが、高勝率を叩き出すことは不可能ではありません。俗にいう鉄板の勝負だけにベットしていけばほとんど負けることはありません。
ただし、平均のオッズは必然的に低くなりますので利益は微々たるものです。そして1度負けるだけでその利益はマイナス域に到達します。
つまり、勝率98%で勝負をしていてもたった一回負けるだけですべてが無に帰ります。これがブックメーカー必勝法のカラクリなのです。
私もブックメーカーを頑張っていたことがありましたが、ツールの通知が来るのは大体深夜ばかりでした。
それはそうです。海外の試合ですからもちろん日本とは時差が発生します。そして一つの「番狂わせ」によって今まで積み重ねていた金額は一気にマイナス域に。。
これほど割に合わないことはないと判断して私はブックメーカーを引退することになりました。
インフィニティプロジェクト参加費について
保阪尚希氏がアンバサダーを務めていると話題になっているインフィニティプロジェクトですが、動きがありましたので追記させていただきます。
コミュニティ参加料:10万5,840円
プラス運用資金はやはり自分で用意する形ですね。全額返金制度と言っていますが、仮に運用資金が1円でも減った場合に。と記載されてありました。
元々3倍の金額が確定しているという話だったのに資金がマイナスになったら…と話しがいつの間にか切り替わっています。
この手法には注意が必要です。
まとめ
芸能人である保阪尚希さんの案件ということで期待しましたが、信ぴょう性はまったくありませんでした。
有名人が宣伝しているからいいものであるというのは幻想です。
もし参加する前にこの記事をご覧になっている方は参加を控えたほうが無難かと思います。
また、大きな案件なだけに今後も状況を調べてご報告しますので情報提供もお待ちいたしております。
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